着物を脱がせた人形の本体を、色々な方向から見てみます。
横から見た右腕と後頭部

着物を着せて座らせるために、ボディー本体は粘土だけで作りました。
ひじから手先まで、膝から足先までも粘土で作り、二の腕部分と大腿部分は布で作りました。
ボディーとのつなぎ目は布に「あそび」を持たせて、あえて綿は入れず、着物を着つける時に自由に動くようにしました。
参考にした古い市松人形の写真では、つなぎ目の布には綿が入っているようでしたが、どのように本体と繋がっているのかは写真だけではわからず、やむなく綿は入れずに自分流につなげました。
肩の部分には、自作「あやつり人形」でも使用した「ヒートン」という金具をねじ込みました。

各パーツのつなぎ方
腕は、ボディーの肩にねじ込んだヒートンの輪っかに、あそび布付きの腕を糸でとじ付けています。
そして、手について。
普通の市松人形の手は左右同じ形に作られていますが、私の人形の右手の指先は、着物の「振り」をはさむポーズをとらせるために、この形にしました。普通に作った左手は指が取れて修復しました(その➁/修復編で紹介)。
ちなみに、下の写真の首についている布ですが、着物を着付けた時の肌襦袢の襟に見せる「なんちゃって襟」です。

頭部とボディーとは別に作って、ボディーの首の所に穴を開け、ボンドをつけて頭を差し込んで固定しました。(襟がじゃまでよく見えませんが…)

ボディーのつなぎ目部分

アップにすると胡粉がひび割れているのがわかります。

腕とあそび布、膝下とのあそび布の両方の継ぎ目は、袋状に縫った生地の端を折り返してボンドで接着しています。
そして、ボディーと太もも部分のあそび布は、下部の脚の付け根部分に、横向きでぐるりと刻みをつけた線の所を糸で縛って付けています。


着物を着せると見えなくなるので、お尻に割れ目は不必要ですが、削ってしまいました。ちょっとはしたないポーズですが、わかりやすいと思って撮影しました。笑。
ちなみに、古い市松人形の写真を見ると、男女とも小さい「局部」の表現がされていて、より人間に近づけたかった?職人さんのマニアックさが垣間見られます。
次回は着物について。
ちなみに、毎年冬の時期に重機で雪かきしてくれる近所のおっちゃんが、体を壊して来られなくなりました。しょうがないので、パート終わりにママダンプ等で雪かきに精を出していたら、ワタクシ疲れてしまいまして更新が進みません。一月中に更新し終わる予定だった市松人形は、二月に持ち越しになってます。一人で焦っています。
おっちゃんが出動してくれていたから、記事の更新も進んでいたのだと、改めて思います。おっちゃ~ん、カムバ~ック!